GV Report

【活動国 フィリピン: 学校名:芝浦工業大学】

● チーム名:だけどもだけどGV

● ワークサイト:ネグロス島 シライ市

● 入居世帯予定数:コミュニティ支援のため未定

● 建築様式:竹、セメント

● 活動日程:10日間 (2020年2月22日~2020年3月2日)

● メンバー構成:計15名 男8名、女7名

● 滞在費:5,378円(税込)/1名/1日平均(食費、CA代、宿泊費、移動費)

● 航空券:65,748円(税込)/1名

往路

・フィリピン航空:成田空港 →ニノイ・アキノ国際空港

・フィリピン航空:ニノイ・アキノ国際空港→バコロドシライ空港

復路

・セブパシフィック航空:バコロドシライ空港→ニノイ・アキノ国際空港

・フィリピン航空:ニノイ・アキノ国際空港→成田空港

 

●レポート

①建築活動・現場周辺状況

ワークサイトへはホテルのあるバコロド市から車で1時間程でした。現場周辺状況としてはワークサイトへまでの道のりは主に畑が多く、ワークサイトの近くには小学校とバスケットコートのある公園などがありました。今回私達が携わった支援活動は集合住宅の建築作業でコミュニティ支援という形だったので、ワークサイトの敷地はとても広く一つの村というような感じでした。ワークサイトは大きくフェーズ1からフェーズ4という形で4つのエリアに分かれており、私達が今回作業で携わったのはフェーズ4でした。ちなみにフェーズ1は既に建物が完成して住人が住んでいるという状況でした。建築活動をする際の現地のワーカーさんは20人程、他にもこれから集合住宅に入居予定というホームオーナーさんも草むしりのお手伝いをしに毎日10名〜15名程いました。また今回の建築作業で合計38軒分の建築作業に携わり具体的な建築活動の内容として以下の作業をしました。

・ペインティング(窓枠、ドア枠、外壁、台所用母屋)

・砂と砂利の袋詰め作業

・基礎部分に砂を埋め戻す作業

・穴掘り

・壁基礎のコンクリートを入れる作業

・配筋作業

これらの作業は全員で同じ作業を行うこともありましたが、基本的に毎日チーム内でいくつかの作業を分担していたので常に3グループくらいに分かれて作業することが多かったです。

 

②参加して良かったと思えた場面

今回の活動を通してよかったと思えた場面は大きく2つあります。一つ目は現地の方との関わりです。フィリピンは英語が通じたのでワーク中のワーカーさんやホテルの方、派遣期間中に訪れた様々な場所で出会った人とのコミュニケーションが取りやすかったように感じます。そのため必要なやりとり以外にも些細な日常的なコミュニケーションも取れたので、現地の方達との距離が近く感じる事が出来ました。二つ目は派遣期間中、毎日行ったチームミーティングで普段は知る事の出来ないメンバーの考えや想いを聞くことが出来たという事です。自分と他のメンバーの考え方や感じ方の違いを理解したことで刺激を受け、かけがえのない貴重な時間を過ごす事が出来ました。

 

③CA

・ローカルマーケット(街歩き)

観光で行かない現地の人達が訪れるような場所を周ったりして、より現地の人達の生活を知る事が出来ました。

・The Ruins

Don Mariano Lacson氏が1920年に建てた大邸宅です。その後、第二次世界大戦中、日本兵を邸宅に入れたため、1942年にフィリピンゲリラ兵によって焼かれてしまったが一部が残り、現在一般公開されているという建物です。日本とも関わりの深い建造物で考えさせられるものでした。

・ラカワン島

船に乗って訪れた島で有名なリゾート地。海がとても綺麗なビーチでした。

・マンブカル マウンテン リゾート

ネグロス島の中でも有名で広大なリゾートです。川や森など大自然が広がっておりゆったりとした時間を過ごせました。

・Eco Park

フィリピンの絶滅危惧種が保護されている動物園。日本ではあまり見る事のない種類のフクロウやイノシシ、鳥、猿など沢山の動物がいて大きなヘビとの貴重な触れ合い体験もしました。

・Capital Ragoon Park

バコロド市内にある大きな公園で池の魚に餌やりをしたり、芝生でまったり過ごしたりしました。

・Pope John Paul Shrine

ヨハネパウロ2世の展示品が多くありました。建物は展望台のようなタワーになっており、屋上ではフィリピンネグロス島からの夕日を見ました。